夢というのは意味不明なモノが多く、一説には「記憶の整理作業」という事もあるようだ。
ついこの間、夢で出てきたのが「一口」と書かれた塚である。
「ひとくち、いちぐち」かと思うだろうが、これは「いもあらい」と読ます事が多い。
京都などの地方にはこの地名も確かあったし、都内でもこの名称の坂がいくつかある。
「一口坂」と書いて「いもあらいさか」と読む。
確かに今まであちこち行ってきたし、いろんなものを興味を持って見たりもしたが、ここは行ったことが無い。
町にも坂にも行っていない「はず」だ。
本か何かで見たかもしれないが、「塚」は見たことない。
夢に出て来て、ふと目覚め、「なんと読むのか」気になって夜中に調べてしまった。
夢では、その塚の先に建物があって、そこに入るのに身分証明書が必要なのだが持っておらず引き返している。
ただそれだけのシーンだったが、妙に気になってしまった。
「いもあらい」には疱瘡退治などの意味合いがあるらしい。
疱瘡、つまり天然痘で出て来る「あばた」を「芋」と言っていて、それを洗い流して綺麗になる、といった事から来ているようだが、なぜ「一口」と書くのかはワカラン。
それにしても、なんで出てきたのか?
昔は村などの入り口、境界付近にこういった塚が建てられてもいたようだが、散歩でそんなのも見てないし。
実に不思議なものである。
下の写真はネットから取った「九段の一口坂」。
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